四コマのメモはいろいろな会社が出しているようです。おめめどうのは、基本形は大きめ(縦は A4サイズ、横幅は A4サイズの半分よりは大きい)です。小さいサイズのもあります。大きいほうが絵を描きやすいです。使い方としては、
- 起承転結のあるもの
- ものごとの手順を絵(イラスト・写真)つきで示す
- (上と同じですが)みとおしメモ®のイラスト多い版
- いくつかの説明を同時に
などいろいろな使い方があります。
手順を示す
これはおめめどうのではない四コマを利用されています。注射(ワクチンかな?)をする時の手順。
選挙の仕方の説明です。
別に、いつも四コマ全部使わなければならないわけではありません。
これはあるお子さんがしょっちゅうイスから落ちてこけていた時。観察した結果こけるのは、バランスが悪いわけではなく
- やっている問題がわからない時
- 暇になってやることがなくなった時
で、機能分析したところ「注目(しかも特定の人を呼ぶ)」機能をもっていることがわかりました。そこで、「わからない時は、「おしえてください」のイラストと文字の書かれた「おはなしメモ」を持ってきてね」と伝えたのが左の四コマメモです。またこけてしまった時は他のスタッフが無言で淡々と起こしにいくことにしました。
暇そうと思われた時は、できるかぎり他のスタッフが複数の遊びを提示して選択してもらうようにしました。
そうこうしているうちに「イスから落ちてこける」という行動は無くなりました。
これは私が行動援護中にとっさに書いて、描いたもの。
「降車ボタンを押したら降りる」 これもまた降りるのが目的ではなく、「注目」のためにやたらボタンを押すことになっていたようなので、
- ボタンを押したら必ず降りる
- 降りたら目的地まで歩く
- 「注目」は別のところで褒めたり、一緒に楽しいことをする
などで「やたらボタンを押す」は消えていきました
いろいろなことを説明する
右は「ゴミの捨て方」の説明、左は「無料レジ袋廃止に関わるあれこれ」を説明したものです。
違う結果になることを説明する
こうすればこうなり、ああすればああなる、と違う結果になることを説明する時にも使えますね。
さらに深めたい人のために
『会議、プレゼン、企画書、メモ…どんどん仕事がはかどる 「棒人間」活用法』
私も絵心が無いので、上で見て頂いたらわかるように棒人間をよく描いています。
この本を読んで練習すれば、より自信をもって描けるようになるのではないでしょうか。