幼児向けAFIRM(AFIRM for Toddlers)
幼児向け AFIRM は基本的には早期介入者(日本で言えば児童発達支援のスタッフや特別支援教育に携わる保育士、幼稚園教諭などになるかと思います)に向けて作られています。項目を見ると
- 幼児向けAFIRM(AFIRM for Toddlers)
- 幼児向けの行動サポート(BEH for Toddlers:BEH とは behavior の前3文字か?)
- 幼児向けの自然主義的介入(NI for Toddlers:Naturalistic Intervention)
- 幼児向けの親が実施する介入( PII for Toddlers:Parent-Implemented Intervention )
- 幼児向けのうながし(PP for Toddlers:Prompting )
- 幼児向けの強化(R for Toddlers:Reinforcement )
- 幼児向けの視覚的支援(VS for Toddlers:Visual Supports)
と7つもあり、たいへんだな、と思いますが、「幼児向けAFIRM」はスライド、他の6項目はそれぞれ6画面だけです。またそれぞれ「完了まで2〜3時間かかります」とありますが、各ページを見ていくだけならそんなに時間はかかりません。いろいろ資料はついているので、それをじっくり見て理解していくなら、英語話者でなければべらぼうな時間がかかるでしょうが。
中で示されるビデオが各項目 8±2個くらいあり、各20秒くらいで、
- 子どもの様子
- 行動目標の決定
- 実際にやってみる
- 評価をする
などを、支援者・保護者・子どもの3者(行動目標の決定や評価は支援者と保護者の2者ですが)でやっている様子を見ることができ面白いです。ただし、1つの項目に1人の子どもではなく、何人かのこどもが1項目内にバラバラに出て来る場合が多いので少し残念ですが。
- バギーに自分で乗った時にご褒美がもらえる。
- お菓子の選択
- ちぎり遊び用の紙の要求が出たら渡す
- レゴの赤と青の弁別をうながす
- 指さしたらカップアイスがもらえるのをうながす(?)
- スプーンが使えたらほめられる
- ゲームのターンを視覚的支援で示す
などがあって面白かったです。